【暮らし向き判断指数】

〇2023年末の『暮らし向き判断指数』は-15.9ポイント。
過去10年でみると、2014年に次ぐ2番目の低さであり、
コロナの影響を大きく受けた2020年と比べても3ポイント低い。

〇世帯年収別では、「300万円未満層」と「300~500万円未満層」の差が
昨年から大きく広がり、その差は16ポイントに及ぶ。

【暮らし向きが良くなった理由】

〇「世帯主の収入増」が1位であり、直近3年間で増加傾向にある。
また、「株や投資で利益が出た」も第2位に入っており、
収入面がプラスになっている。

〇一方、「節約して支出を減らした」は昨年から大きく減少した。

【暮らし向きが悪くなった理由】

〇ここ3年間で「世帯主の収入減」は減少傾向にあり、
収入面よりも「物価上昇」に伴う支出への影響が大きな理由となっている。